「求人を掲載しているのに、全く応募が集まらない…」「急に退職者が出てしまい、一刻も早く次の人を採用しなければ現場が回らない!」といった深刻な悩みを抱えていませんか?特にリソースの限られた中小企業の採用担当者様にとって、予算と時間の戦いは本当に胃が痛くなるものですよね。
そこで今回は、Indeed PLUS関連の新しい注目プラン「ジョブブースト」をピックアップします。効率的に応募を増やす仕組みや具体的な活用方法を、専門用語を抜きにして分かりやすくお伝えしていきます。
本記事は、Indeedゴールドパートナー(旧:リクルートトップパートナー)としての立場から、最新の採用マーケティング理論に基づき、各媒体の最新仕様や料金体系を参照して徹底解説します。
1. Indeedの新プラン「ジョブブースト」の概要

「ジョブブースト」とは、人手不足や採用コストの配分に頭を悩ませている中小企業向けに登場した、Indeed PLUS関連の採用加速オプションプランのことです。これまでの有料掲載といえば、企業アカウント全体に予算をチャージしてシステムが各求人に自動分配する形が主流でした。
しかし、この新プランは「この職種だけは今すぐ採りたい!」という特定の求人をピンポイントで狙い撃ちし、集中的に予算を投入できる画期的な設計になっています。
【関連記事】
Indeed PLUS(インディードプラス)の仕組みを解説!活用メリットと成功のコツ
https://www.adeagle.co.jp/saisentan/article/about-indeed-plus
ジョブブーストの仕組みと特徴
ジョブブーストは、特定の求人に対して個別にアクセルを踏むことができる仕組みを持っています。これによって、複数出している求人に薄く広く広告費が分散してしまうという、従来の有料掲載で起こりがちだったジレンマを解消できます。
無駄なコストの発生を防ぎながら、自社の「採用したい」という強い意志と予算を特定の求人票へとダイレクトに結びつけ、掲載を強化できるのが強みです。
ジョブブーストの活用に向いているケース
急な退職による欠員の補充や、新店舗・新拠点のオープン日が決まっていて複数名を一気に確保したい場合に最適です。
また、競合が多く通常掲載では埋もれがちな激戦職種で、条件に合う人材からの応募を急ぎたいケースにも向いています。コストパフォーマンスを保ちながら、採用スピードを最優先させたいシーンで真価を発揮します。
通常の有料掲載との違い

これまでのアカウント全体運用では、採用優先度の低い求人にまで予算が回ってしまい、本当に困っている重要求人に十分な予算が届かないケースがありました。
対してジョブブーストは、求人ごとに日額の予算(適用価格)を独立して設定するため、ダイレクトにその求人の広告効果を高められます。これにより、掲載の無駄打ちが格段に減るはずです。
2. 応募数を最大化する「3つの強力な機能」

ジョブブーストを設定すると、Indeedが持つリアルタイムの採用市場データをもとに、求人の露出と求職者との接点が自動的に大幅強化されます。
ただ広告枠に載せるだけでなく、Indeedのシステムそのものが自社の求人を後押ししてくれるイメージです。具体的には、設定と同時に以下の3つの強力なメリットが自動で発動し、これまでの運用では届かなかった層へのアプローチが可能になります。
①検索結果画面での表示・露出強化
ライバルの多い検索結果画面において、自社の求人が求職者の目に留まりやすくなるよう表示回数が引き上げられます。
求人はまず見つけてもらわなければ応募に繋がりません。検索画面での露出が増えることで、応募への入り口をグッと広げ、競合他社に競り勝つための土台を作ります。
画面上での露出がどれだけ増えても、求職者が最初に目にする「職種名」が適当だとスルーされてしまいます。例えば、単に「営業」と書くのではなく「既存顧客中心の法人営業」のように具体化する工夫を合わせて行うのが、実は一番重要だと現場で強く感じています。
②自動アプローチ機能の強化
Indeedのシステムが、求人の条件に合う可能性のある求職者へ自動で求人情報を届けるアプローチ送信の機会を通常よりも拡大します。
この自動アプローチ機能の強化により、応募数が平均約1.6倍に向上したというデータも示されています。待っているだけでは出会えなかった、自社にマッチするアクティブな求職者層へ効率よくリーチすることが可能になります。
③LINE求人への優先配信
国内1,000万人以上の友だちを持つ「Indeed公式LINE」において、おすすめ求人として表示・送信される機会が増加します。
普段から使い慣れているLINEを通じて情報が届くため、Indeedのサイト内で自発的に検索をしていない「潜在的な求職者」に対しても、効果的に自社の求人を認知させることができます。
3. 「低予算で長く出す」運用が招く採用の落とし穴
求人広告のコストを少しでも抑えたい、安く済ませたいと考えるのは経営者や採用担当者として当然の心理ですよね。
しかし、採用市場の競争が激しい現代において、低予算運用の継続には大きなリスクが伴います。価格を抑えすぎると表示回数が激減し、結果として競合求人に埋もれて採用機会の損失に繋がることがデータでも示されているからです。
採用長期化による機会損失
低予算で長期間だらだらと掲載を続けても、十分な応募が集まらず採用活動が長期化しがちです。
採用が遅れるほど、現場のスタッフに過度な負担がかかり、既存社員の離職という二次災害を招く恐れがあります。さらに人手不足による売上減少など、目に見えない大きな損失が発生してしまいます。
採用コストと期間のバランス
採用活動においては、「いくらかかったか」という掲載費用の安さだけでなく、「どれだけ早く採用できたか」という時間の視点を持つことが極めて重要です。
必要なタイミングで必要な人材をすぐに確保できれば、現場の生産性を維持でき、結果として会社全体の損失を最小限に抑えることができます。
優先順位をつけた適正予算の重要性
これからの採用は、すべての求人に均等に予算をかけるのではなく、「今、採用できないと事業への影響が大きい求人」を見極めて優先順位をつけることが大切です。
最優先の求人に適正な予算を集中的に投資し、早期に採用を成功させて掲載を終わらせるメリハリのある運用のほうが、結果的にトータルコストを抑えられます。
4. ジョブブーストを利用できる条件とルール

特定の求人を強力に後押ししてくれるジョブブーストですが、すべての求人で自由に使えるわけではありません。
利用するためにはいくつかの明確な条件をクリアしている必要があります。設定ボタンを押す段階になって「対象外だった…」と混乱しないよう、利用できる企業や求人の条件、予算のルールを分かりやすく整理しました。
利用可能な企業の対象条件
ジョブブーストを利用できる企業や求人には、明確な基準が設けられています。
適用可能企業の条件例
・自社で直接雇用を行う企業様の求人
・日本国内向けかつ日本語で記載されている求人
このように、自社で直接雇用を行う企業の求人が対象となるため、有料職業紹介(人材紹介会社)や人材派遣会社の求人、派遣求人は一律で対象外となります。また、新卒求人やインターンシップ&キャリアなども利用できません。
対象となる雇用形態一覧
ジョブブーストを適用できる雇用形態はあらかじめ決まっています。複数の雇用形態を1つの求人原稿に混ぜて記載することはできないため、必ず雇用形態ごとに求人を分けて作成・掲載してください。
項目 | 利用可否 |
正社員 | 利用可能 |
アルバイト・パート | 利用可能 |
契約社員 | 利用可能 |
業務委託 | 利用可能 |
派遣求人・新卒 | 利用不可 |
予算設定と適用価格のルール

ジョブブーストを発動させるには、1日あたりの有料掲載予算を、Indeedが市場データから算出する「適用価格(日額目安)」以上に設定する必要があります。この価格は固定ではなく、地域や職種の競合状況によって自動で算出され、随時変動します。
求人広告チェックリスト
□ 直接雇用企業の求人か
□ 対象の雇用形態か
□ 1日あたり適用価格以上の予算か
□ 規約に沿った日本語原稿か
適用価格は都市部や人気の職種ほど高くなる傾向があります。目安として東京の正社員で1日10,000円〜、アルバイトで1日5,000円〜などがありますが、市場状況に合わせて細かく変動するため注意しましょう。
5. ジョブブーストのリリース予定日と注意点
公式案内によると、ジョブブーストは各種システムごとに順次リリースが予定されています。企業側の利用環境や掲載管理の手法に合わせて、事前にスケジュールを正しく把握しておくことが重要です。
【関連記事】
Airワーク×indeed plusで求人掲載を効率化
https://www.adeagle.co.jp/saisentan/article/airwork_indeedplus
各種システム別のリリース予定スケジュール
直接投稿およびAirワーク採用管理を利用して掲載している環境では、2026年6月8日週のリリースを予定しています。
また、Indeedの管理画面から直接設定を行う環境においては、2026年6月15日週のリリース予定となっています。なお、これらのリリース日は状況により変更になる場合があります。
先行テストに関する案内
今回の本格ローンチにあたり、一部のSelfアカウントでは先行してテストが実施されます。
機能が有効化された後も、実際の応募数や採用数といった成果は求人原稿の中身、勤務エリア、職種、設定予算、そして競合他社の出稿状況によって常に変動する点に留意する必要があります。
自社に合わせたオーダーメイド設計

求人のターゲット層やエリアの競合性を無視して、ただ予算を上げるだけでは不十分です。
「自社のターゲットはどの時間帯にスマホを見るか」「近隣のライバル社はどんな待遇を出しているか」を分析し、ジョブブーストの機能と自社の採用強みを掛け合わせた独自の設計を行うことが成功の鍵となります。
よくある質問
Q. ジョブブーストを使うと、いつから求人が強化されますか?
A. 実際の機能リリースは、直接投稿・Airワーク採用管理が2026年6月8日週、Indeed管理画面が6月15日週の予定となっています。お使いのシステムで機能がリリースされた後、管理画面から適用価格以上の予算を設定した時点から順次強化が始まります。
Q. 予算の「適用価格」はいつでも変更できますか?
A. はい、管理画面からいつでも設定や金額の変更が可能です。ただし、Indeedのシステムが市場データからリアルタイムで算出する目安金額(適用価格)を下回る予算に設定してしまうと、ジョブブーストの特典機能が発動しなくなってしまうため設定時は金額をよく確認しましょう。
Q. 人材紹介会社や派遣会社なのですが、利用は可能ですか?
A. いいえ、大変残念ながら有料職業紹介(人材紹介)や人材派遣会社による求人、および派遣雇用の求人は一律でジョブブーストの対象外となっています。あくまで自社で直接雇用を行う企業様の求人のみが対象となるサービスです。
Q. 1日あたりの予算を高くすれば、必ず応募が来ますか?
A. 予算を上げることで求人が見られる回数は大幅に増えますが、最終的な応募は給与や仕事内容などの条件に左右されます。厚生労働省の「職業安定業務統計」などが示す地域の有効求人倍率や競合の条件も参考に、原稿の見直しを並行して行うことが大切です。
【関連記事】
Indeed PLUS代理店の選び方|メリット・費用の基本・最新仕様まとめ
https://www.adeagle.co.jp/saisentan/article/indeed-plus-dairiten
まとめ

Indeed PLUS関連の新プラン「ジョブブースト」は、特定の求人に対して露出や求職者との接点をピンポイントで強化できる、中小企業にとって非常に心強い採用加速プランです。
検索画面での表示強化、自動アプローチの拡大、LINE求人への優先配信という3つの強力な機能により、応募数の増加や採用スピードの大幅な向上が期待できます。ただし、これらは成果を完全に保証するものではなく、職種やエリアの競合状況、原稿のクオリティによって効果は変動します。
だからこそ、ただ低予算で長く掲載するだけの運用から脱却し、自社の採用優先度に応じた適正な予算配分と原稿設計を行うことが成功への鍵となります。
2026年6月より順次リリースされる最新機能を効果的に活用し、自社の採用課題を根本から解決していきましょう。お困りの際は、弊社アド・イーグルまでお気軽にご連絡ください。
【注釈・参考】
厚生労働省:一般職業紹介状況(職業安定業務統計)
https://www.mhlw.go.jp/stf/toukei/list/81-1.html
関連記事
Indeed PLUS(インディードプラス)の仕組みを解説!活用メリットと成功のコツ https://www.adeagle.co.jp/saisentan/article/about-indeed-plus
Airワーク×indeed plusで求人掲載を効率化 https://www.adeagle.co.jp/saisentan/article/airwork_indeedplus
Indeed PLUS代理店の選び方|メリット・費用の基本・最新仕様まとめ https://www.adeagle.co.jp/saisentan/article/indeed-plus-dairiten