「28卒採用に向けて、そろそろ合同企業説明会への出展を検討した方がよいのか」「マイナビのイベントに出たいが、枠が取れるか不安」と焦りを感じている採用担当者様も多いのではないでしょうか。
ナビサイトに掲載するだけでは母集団形成が足りず、直接学生に会いたいと考える企業は増えています。本記事では、28卒採用でイベント出展を検討する企業様に向けて、マイナビやアクセス就活などイベントの選び方と、出展前後に準備すべきポイントを解説します。
本記事は、Indeedゴールドパートナー(旧:リクルートトップパートナー)としての立場から、最新の採用マーケティング理論に基づき、各媒体の最新仕様や料金体系などを参照して徹底解説します。
28卒採用で新卒採用イベントを早めに検討すべき理由
新卒採用では、3月1日の採用広報解禁に向けて、学生との接点づくりをどれだけ早く設計できるかが重要です。 ナビサイトに掲載するだけでなく、リアルな接点を持つことで採用成功に近づきます。
3月解禁前から学生は動いている
3月の採用広報解禁後に学生の企業エントリーや説明会予約が本格化します。しかし、実際には学生は解禁前から業界研究や企業研究を進めています。
内閣官房等が示す「就職・採用活動日程に関する考え方」では3月解禁とされていますが、早い段階で企業との接点を持っているほど、説明会予約や選考参加につながりやすくなります。
ナビサイト掲載だけでは母集団形成が難しい
ナビサイトに掲載するだけでは、知名度が高くない中小企業やベンチャー企業は学生から見つけてもらいにくい傾向があります。そのため、学生に直接会って自社の魅力を伝える機会が必要です。 母集団形成に不安がある企業向けのポイントは次の5つです。
1.ナビサイト以外の接点を持つ
2.直接会って魅力を伝える
3.地域採用を強化する
4.理系や専門職に特化する
5.3月以降の予約数を事前に底上げする
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人気イベントの出展枠は早期に埋まる
マイナビなどの大型イベントは学生への認知拡大に有効な一方で、人気エリアや主要日程は早い段階で出展希望が集中しやすい傾向にあります。
そのため、直前になってから出展しようとしても、希望通りの枠を確保できない場合があります。「掲載開始後に考える」のではなく、採用計画の段階からイベント出展の有無を確認しておくことが重要です。
イベント枠の確保は年々早期化しています。特に主要都市の大型日程はすぐに埋まるため、採用予算が決まる前から情報収集だけでも始めておくことを強くお勧めします。
新卒採用イベント・合同企業説明会の主な種類
新卒採用イベントには様々な形式があり、目的に応じて使い分けることが求められます。それぞれの特徴を把握し、自社の課題に最適なものを選びましょう。
大規模合同企業説明会(マイナビなど)
マイナビの新卒向けイベントなどの大規模な合同企業説明会は、短期間で多くの学生に接点を持てる点が大きなメリットです。
特に採用広報解禁前後の時期は学生の関心も高く、企業理解や説明会予約につなげやすい時期といえます。幅広い学生に認知を広げたい場合や、まずは接点数を増やしたい企業に有効です。
中小規模・マッチングイベント(アクセス就活など)
アクセス就活などのイベントでは、学生と近い距離で話せる中小規模やマッチング型の企画が展開されています。
大規模イベントで広く認知を獲得しつつ、こうしたイベントで学生とじっくり話すという組み合わせも効果的です。自社の仕事内容や社風を深く理解してもらいたい企業に向いています。
テーマ別・地域別・WEBイベント
学情が運営する就職博のようなリアルな場で企業理解を深める合同企業セミナーのほか、理系や地域、職種などを絞ったテーマ別・エリア別イベントもあります。
また、遠方の学生とも接点を持てるWEBイベントも有力な選択肢です。自社の採用ターゲットやエリアに合わせて、これらを比較検討することが大切です。
新卒採用イベントを選ぶときの比較ポイント
合同企業説明会に出展する際、単に「有名なイベントに出れば成果が出る」というわけではありません。自社の採用課題に合ったイベントを選ぶための比較ポイントを解説します。
採用ターゲットと来場学生の属性一致
イベントを選ぶ際は、来場者数だけで判断しないことが重要です。来場者数が多いイベントでも、自社の採用ターゲットと来場学生の属性が合っていなければ、説明会予約や選考参加にはつながりにくくなります。ターゲット層が多く集まるイベントかどうかを事前に確認しましょう。
ターゲット層が明確な場合、規模よりも「マッチング率」を重視する方が最終的な採用単価を抑えられるケースが多いです。過去の来場者データなどを参考に媒体を選定しましょう。
開催エリアとWEB/対面の適性
開催エリアが自社の採用エリアと合致しているかも重要な比較ポイントです。また、対面型とWEB型のどちらが適しているかを見極める必要もあります。
リアルな空気感を伝えたいなら対面型、地方学生を幅広く集めたいならWEB型など、目的に合わせて選びましょう。
費用対効果と運営工数のバランス
当日の運営工数に見合う成果が期待できるかも見逃せません。 イベント選定のチェックリストは以下の通りです。
□ ターゲットと来場属性が合っているか
□ 開催エリアが自社の採用エリアと合っているか
□ 対面型かWEB型か適正か
□ 大規模認知型か、学生と深く話せるマッチング型か
□ その後の説明会予約へつなげやすいか
□ ナビサイトとの導線が整っているか
マイナビ・アクセス就活・学情の比較事例
新卒採用イベントを検討する際は、マイナビだけでなく、アクセス就活や学情の就職博など、複数の合同企業説明会を含めて比較することが大切です。
マイナビ就職EXPOの強みと注意点
マイナビの新卒向けイベントには、就活直前期や3月以降の就職EXPOなど、時期や目的に応じた企画が豊富です。
学生への認知拡大や短期間での接点創出に強みを持ちます。一方で、人気エリアや主要日程は出展希望が集中しやすく、希望する枠を確保するためには早期の確認が必要です。
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アクセス就活フェアの活用方法
アクセス就活では、対面型の合同企業説明会に加えて、大学連携型のイベントやマッチング重視のイベントが展開されています。
マイナビの代替としてではなく、マイナビとあわせて比較したい選択肢として活用できます。学生と近い距離で自社の魅力を深く伝えたい場合に最適です。
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学情(就職博)のリアル接点創出
学情が運営する就職博は、リアルな場で学生と接点を持てる合同企業セミナーとして展開されており、企業理解の促進や母集団形成に活用できます。
また、Re就活シリーズとしてプロモーション展開も行われているため、学生側の認知獲得という観点でも検討しやすい媒体です。
媒体名 | 主な特徴 | 適している目的 |
マイナビ就職EXPO | 大規模・圧倒的な集客力 | 幅広い認知拡大・接点数の最大化 |
アクセス就活フェア | 中小規模・大学連携・マッチング | 学生と近い距離で深く話す |
学情(就職博) | リアルな接点・プロモーション力 | 企業理解の促進・着実な母集団形成 |
出展して終わりにしないためのフォロー設計
イベント出展で成果を出すためには、当日学生と話すだけでは不十分です。出展して終わりにしないためのフォロー設計が重要になります。
学生の印象に残る当日の説明トーク
イベント前には、学生に伝えるべき自社の魅力を整理し、短時間でも印象に残る説明トークを準備する必要があります。
また、学生に刺さる会社説明資料を作成しておくことも大切です。 事前準備を徹底することで、当日限られた時間の中でも学生の興味を強く惹きつけることができます。
サンクスメッセージと説明会予約導線
イベント後は、接点を持った学生に対してできるだけ早くサンクスメッセージを送るなど、迅速なフォローを行うことが重要です。
そして、自社の説明会予約ページへの明確な導線を確保し、イベントで高まった興味を冷まさないうちに次のステップへ誘導しましょう。
ナビサイトや採用サイトの受け皿整備
イベント出展は単発で考えるのではなく、ナビサイト原稿、会社説明会、選考導線、イベント後のフォローまでセットで設計することが重要です。
ナビサイト原稿の改善や、採用サイト、口コミ、SNSなどの受け皿を事前に整備しておくことで、効果的な母集団形成に繋がります。
イベント後の歩留まりが悪い企業の多くは、受け皿となる採用サイトやナビサイトの情報不足が原因です。イベントで話した内容とWEB上の情報に一貫性を持たせることが重要です。
よくある質問
Q. 新卒採用イベントはいつから準備すべきですか?
A. 採用計画を立てる段階から、できるだけ早く準備を始めることをおすすめします。特にマイナビなどの大規模イベントは、希望する人気エリアや主要日程の枠が早期に埋まってしまう可能性があります。3月の解禁直前になってから動くのでは希望枠を確保できない場合があるため、前倒しで枠の確認を行いましょう。
Q. 大規模イベントと中小規模イベントのどちらが良いですか?
A. 自社の採用課題や目的に合ったイベントを選ぶことが重要です。幅広い学生に認知を広げたい場合は大規模イベントが適しています。一方で、学生に社風などを深く理解してもらいたい場合は、距離が近い中小規模イベントの方が成果につながる場合もあります。両方を組み合わせる方法も有効です。
Q. イベント出展後のフォローは何をすればよいですか?
A. 学生の熱量が冷めないうちに、説明会予約やエントリーへつなげる迅速なフォローを行うことが重要です。具体的には、イベント後のサンクスメッセージ送信や、説明会予約ページへの明確な導線設計が挙げられます。また、事前にナビサイト原稿や採用サイトなどの受け皿を整備しておくことも欠かせません。
Q. ナビサイトに掲載するだけではダメですか?
A. 知名度の高くない企業の場合、検索やナビ上だけでは学生から見つけてもらいにくい傾向があります。そのため、ナビサイトの掲載だけで母集団形成に不安がある場合は、合同企業説明会に出展して直接学生に会い、自社の魅力を伝える機会を作ることが有効です。
まとめ
28卒採用において母集団形成を強化するには、マイナビなどの大規模イベントの出展枠を早めに確認することが重要です。ただし、イベント出展は「有名な媒体に出ればよい」というものではなく、アクセス就活や学情など複数のイベントを含めて比較し、自社の採用ターゲットに合った設計をすることが求められます。
また、来場者数などの数字データだけで判断せず、説明会予約や選考導線、イベント後フォローまでを含めて設計することが重要です。
マイナビやアクセス就活など各イベントの比較や、出展前後のフォロー設計を含めた全体の採用フローの見直しを行い、より確実な母集団形成を目指しましょう。お困りの際は、弊社アド・イーグルまでお気軽にご連絡ください。
【注釈・参考】
内閣官房「就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議」
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/shushoku_katsudou/index.html
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