「地元で採用したいけど、はたらいくの申し込み窓口が見当たらない」「以前使っていたプランと内容が変わっていて戸惑っている」といったお悩みはありませんか?地域密着の採用に強い「はたらいく」ですが、現在はIndeed PLUS(インディードプラス)連携の求人プラットフォームへと進化を遂げています。
この記事を読めば、従来のはたらいくの魅力をおさらいしつつ、最新の掲載ルールや活用術が丸わかりになりますよ。本記事は採用マーケティングや求人広告運用の知見をもとに、リクルートの提供資料や厚生労働省などの公的機関の情報を参照しながら作成しています。
地元採用の定番「はたらいく」とは?過去の魅力を振り返る
はたらいくは、地域に根ざした中小企業と、地元で働きたい求職者を繋ぐリクルートの求人メディアとして長年愛されてきました。かつては独自の掲載プランや「らいくサービス」など、人柄を重視したマッチング機能が豊富だったのが特徴です。
まずは、なぜ多くの地元企業にはたらいくが選ばれてきたのか、その根底にあるコンセプトと人気の理由を整理してみましょう。
「かけがえのない一人」に出会うコンセプト
はたらいくの最大の特徴は、スキルや職歴よりも「ひとがら」や「仕事観」を重視する設計にありました。企業の良い面だけでなく大変な面も伝える「せきらら求人」など、入社後のミスマッチを防ぐ仕組みが充実していたのです。
これにより、従業員数50名以下の地元の会社でも、社風に合った人材を効率よく採用できる媒体として強い支持を得ていました。
地元志向のユーザー層と高いマッチング率
利用者の多くは「転勤なし」「住み慣れた街で働きたい」と願う地元志向のユーザーです。以前のデータでは、ユーザーの約半数が「100名以下の中小企業」を志望しており、まさに地域密着型企業のニーズと合致していました。
事務、営業、飲食、建築など幅広い職種の経験者が登録しており、地域経済を支える重要なインフラとしての役割を担っていました。
独自の「らいくサービス」による攻めの採用
かつてのはたらいくには、企業から求職者へ「興味があります」と伝える「らいくサービス」がありました。この機能経由の応募は、通常応募に比べて採用確率が4.3倍(2014年実績)にもなるなど、非常に高い効果を発揮。
企業側が待つだけでなく、自らターゲットにアプローチできる点が、知名度に頼らない中小企業の採用を強力にバックアップしていました。
大きな転換点!現在は「Indeed PLUS」経由の掲載へ
現在、はたらいくへの掲載方法は従来とは大きく異なります。リクルートの求人配信プラットフォーム「Indeed PLUS」の連携媒体となったことで、単独での販売ではなく、複数の媒体へ最適に配信される仕組みへと移行しました。
これにより、求職者の行動変化に合わせたより広範囲なリーチが可能になっています。ここでは、現在の掲載の仕組みについて解説します。
Indeed PLUS連携による配信の仕組み
現在は「Indeed PLUS」というプラットフォームを通じて求人を出すことで、AIが内容を判断し、はたらいくを含む最適な連携媒体(タウンワーク、リクナビNEXT等)へ自動で求人を届けます。
以前のように「はたらいくだけに載せる」という形式ではなく、Indeedの圧倒的な集客力を活用しながら、はたらいくのユーザー層にもリーチできる形になっています。
掲載エリアと料金形態の変化
従来の都道府県単位の固定料金制から、Indeed PLUSの運用型広告(クリック課金や一定の予算設定)に近い仕組みへとシフトしています。
最低利用期間や固定の原稿サイズといった制約が緩和され、必要な予算に応じて柔軟に掲載をコントロールできるようになりました。これにより、急な欠員対応や短期間の集中募集など、より経営状況に合わせた運用が可能です。
変わらない「地元採用」への強み
システムこそ変わりましたが、はたらいくが持つ「地域密着」のブランド力は健在です。AIが「この求人は地元志向のユーザーに合う」と判断すれば、しっかりとはたらいくのサイト内にも掲出されます。
Indeedの広域な集客力と、はたらいくの深い地域性を掛け合わせることで、これまで以上に精度の高いマッチングが期待できるようになっています。
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採用成功のために!最新の求人原稿作成チェックリスト
仕組みが変わっても、求職者の心に響く原稿が必要なことに変わりはありません。
むしろ、AIによる最適化が進む現在では、原稿の内容(キーワードや具体性)が掲載順位や配信先に大きな影響を与えます。応募が集まる求人原稿を作成するために、必ず押さえておくべきポイントを整理しました。
職種名と仕事内容の具体化
「営業」や「事務」といった一言だけの職種名はNGです。具体的であればあるほど、AIが適切なユーザーに求人を届けてくれます。
悪い例:
・一般事務
・ルート営業
良い例:
・【残業なし】地元工務店での伝票入力と電話対応事務
・【既存顧客100%】地域密着の食品卸売ルート営業(土日祝休み)
給与と休日情報の明確な記載
求職者が最も重視するのは条件の透明性です。月給の幅を広く書きすぎず、モデル年収などを記載してリアリティを持たせましょう。
また、年間休日数や有給休暇の取りやすさなど、ライフワークバランスに関する数字を盛り込むことが、地元志向のユーザー(家庭を持つ層など)への強い訴求力になります。
求人原稿チェックリスト
最新の採用シーンで勝つためのチェックリストです。
□ 職種名に「メリット」と「具体名」が入っている
□ 仕事内容に1日の流れが記載されている
□ 給与に固定残業代の有無が明記されている
□ 勤務地が詳細(最寄駅や徒歩分数)まで書かれている
□ 求める人物像にスキルだけでなく「価値観」を含めている
地域密着採用のメリットと法規制の遵守
地元で採用を行う際、企業側が知っておくべきは「最低賃金」や「雇用保険」などの公的なルールです。
これらを正しく理解し、原稿に反映させることは、求職者からの信頼を得る第一歩となります。また、地元の利点を活かした募集は、大手企業との差別化にも繋がります。
最低賃金の確認と遵守
地域密着で募集する場合、必ず各都道府県の最低賃金を下回らないよう設定する必要があります。最低賃金は毎年10月頃に改定されるため、注意が必要です。
地域(例) | 最低賃金(時給) |
東京都 | 1,226円〜 |
神奈川県 | 1,225円〜 |
大阪府 | 1,177円〜 |
※2025年度改定時点。
最新情報は厚生労働省:地域別最低賃金の全国一覧をご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/
社会保険・福利厚生の明記
「社会保険完備」といった当たり前の項目こそ、しっかりと明記しましょう。特に中小企業の場合、求職者は「本当に福利厚生が整っているか」を不安に思うことがあります。
加入条件(週の勤務時間など)を明確にすることで、安心して応募できる環境を整えることができます。これは雇用保険法などの法令遵守の観点からも重要です。
地元採用ならではの訴求ポイント
「転勤がないこと」「自転車・バイク通勤ができること」「地域の行事への理解があること」などは、地元企業ならではの強力な武器です。
これらは大手サイトの画一的な情報では伝わりにくい部分。はたらいく等の地域媒体へ配信されることを意識し、親近感のわく言葉で自社の「居心地の良さ」をアピールしましょう。
ミスマッチを防ぐ!「人柄採用」を成功させる5つのポイント
はたらいくが大切にしてきた「人柄重視」の採用は、現在のIndeed PLUS体制でも実現可能です。AIに「どんな人に来てほしいか」を正しく学習させるため、原稿に込める情報の質を高めましょう。
以下の5つのポイントを意識することで、応募数だけでなく「質の高い応募」を増やすことができます。
採用ターゲットを具体化する5つのポイント
応募が集まる求人広告のポイントは次の5つです。
ターゲットの悩みに寄り添ったキャッチコピーを作る
職場の雰囲気(写真やスタッフの声)を豊富に載せる
必要なスキルだけでなく「歓迎する性格」を明記する
入社後の研修制度を具体的に説明し不安を払拭する
会社の弱みも正直に伝え(せきらら求人の精神)、誠実さを見せる
職場環境を「数字」と「エピソード」で表現
「アットホームな職場」という言葉だけでは伝わりません。
「平均勤続年数8年」「20代〜50代まで幅広い層が活躍中」といった数字や、「仕事終わりによく地元の飲食店へ行く」といったエピソードを添えることで、自社に合うかどうかを求職者が自己判断しやすくなります。
面接での見極めとフォロー
原稿で人柄を訴求した後は、面接での対応が重要です。威圧的な面接は避け、双方向の対話を意識しましょう。
求人原稿に書いた内容と実際の面接官の印象にズレがないことが、最終的な内定承諾率を高める鍵となります。地元の縁を大切にする姿勢を、採用プロセス全体で表現してください。
よくある質問
Q. はたらいくに直接申し込むことはできますか?
A. 現在はできません。
はたらいくへの掲載は、リクルートが提供する配信プラットフォーム「Indeed PLUS」を通じて行われます。Indeed PLUSへ求人を出すことで、AIが判断し、はたらいくを含む適切な媒体へ自動的に掲載される仕組みです。
Q. 以前のようなリピート割引(リピ割)はありますか?
A. 従来の形式の割引制度はありません。
Indeed PLUSは運用型に近い形式のため、かつての「3ヶ月以内半額」といった固定の割引制度とは異なります。ただし、予算の上限設定や掲載期間を自由に調整できるため、無駄なコストを抑えた柔軟な運用が可能です。
Q. 「らいくサービス」はもう使えないのでしょうか?
A. 従来の形での提供は終了しています。
ただし、Indeed PLUSの仕組みの中で、求職者の行動履歴や興味関心に基づいたマッチングが自動で行われるようになっています。企業側が個別にメッセージを送る形式とは異なりますが、より精度の高い「気になる求人」としての提示が行われます。
Q. 地元採用に強い他の媒体にも同時に載りますか?
A. はい、掲載される可能性があります。
Indeed PLUSを利用すると、内容に応じて「タウンワーク」や「リクナビNEXT」など、リクルートが運営する複数の媒体へ最適に配信されます。これにより、1つの原稿で広範囲な地元ユーザーへリーチすることが可能です。
Q. 求人原稿の作成は難しくなりましたか?
A. 難しくはありませんが、コツが必要です。
AIが求人を適切なサイトへ振り分けるため、職種名や仕事内容に適切なキーワードを盛り込む重要性が増しています。地元の具体的な地名や、ターゲットが検索しそうな言葉を意識して作成することが成功のポイントです。
まとめ
かつてのはたらいくは、地域密着の中小企業が「人柄重視」で採用できる唯一無二の場所でした。現在は「Indeed PLUS」という新しいプラットフォームの一部となりましたが、地元志向のユーザーと企業を繋ぐという本質的な価値は変わっていません。むしろ、AIによる最適化配信によって、自社の求人を本当に必要としている地元の人へ、より効率的に届けられるようになっています。
ただし、数値やデータの推移を見ても分かる通り、単純に載せるだけでは競合に埋もれてしまうリスクもあります。以前のような固定プランではなくなったからこそ、自社の強みを言語化し、適切な予算とキーワードで運用する「設計」の重要性が増しているのです。
まずは現状の求人原稿を見直し、今のシステムに合った表現に整理するところから始めてみてはいかがでしょうか。地域に根ざした素晴らしい企業様が、かけがえのない一人に出会えるよう、最適なプランニングをお手伝いいたします。
【注釈・参考】
厚生労働省:地域別最低賃金の全国一覧
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/
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