「採用にお金をかけたくないけれど、自社の魅力はしっかり伝えたい」「専門知識がないから自社HPの修正ができない」と悩んでいませんか?求人媒体に出すだけでは、自社の本当の良さを伝えきるのは難しいですよね。
本記事では、コスト0円で誰でも簡単に作れる採用ホームページ作成サービスをご紹介します。この記事を読めば、専門知識がなくても応募が来る自社採用サイトを今すぐ立ち上げる方法が分かります。
本記事は採用マーケティングや求人広告運用の知見をもとに、厚生労働省の指針や各求人サービスの公式情報を参照しながら作成しています。
採用ホームページを無料で作成すべき理由
今の時代、求職者は気になる求人を見つけると、必ずといっていいほど「企業のホームページ」を確認します。しかし、自社HPの更新には専門知識やコストが必要で、放置されているケースも少なくありません。
そこで注目されているのが、無料で作成できる採用専用のページです。Indeedや求人ボックスといった「求人検索エンジン」と連携しやすく、低コストで露出を増やせるメリットがあります。
検索エンジンからの流入が狙える
今の求職活動は、GoogleやYahoo!のように「求人」を検索するスタイルが主流です。
無料の採用サイト作成ツールを使うと、Indeedや求人ボックスといった検索エンジンに自動で連携されるため、広告費をかけなくても求職者の目に触れる機会が格段に増えます。特にIndeedは国内最大級の利用者がいるため、そこに掲載されるメリットは非常に大きいです。
採用コストを劇的に削減できる
これまでは、採用サイトを作るだけで数十万円の費用がかかることも珍しくありませんでした。
しかし、現在は初期費用・月額費用ともに「0円」から始められるサービスが充実しています。応募管理システム(ATS)が備わっているものも多く、Excelなどで管理していた手間も削減できます。浮いた予算を有料広告に回すことで、さらに効率的な採用活動が可能になります。
自社の魅力を自由に発信できる
求人媒体の定型フォーマットでは伝えきれない、社内の雰囲気や代表のメッセージを画像付きで自由に掲載できます。
テンプレートを選んで文字を入力するだけなので、Webデザインの知識は一切不要です。情報の修正もリアルタイムで行えるため、急な募集内容の変更にも即座に対応できる柔軟性が大きな強みとなります。
知識不要で作成できるおすすめサービス5選
知識がなくてもスマホやPCから簡単に作成できるサービスを厳選しました。それぞれに特徴があり、企業の規模や業種によって最適なものは異なります。
まずは「完全無料」でどこまでできるかを基準に選ぶのが良いでしょう。多くのサービスがテンプレート形式を採用しており、ガイドに沿って入力するだけで、最短10分程度でプロのような採用ページが完成します。
Airワーク 採用管理 & engage
リクルートの「Airワーク」は、Indeedへの自動掲載とシンプルな操作性が魅力です。
一方、エン・ジャパンの「engage」は、デザインテンプレートが豊富で、LINEキャリア等への広範な連携が強みです。どちらも完全無料で「無制限」に求人掲載ができるため、まずはこの2大サービスを軸に検討するのが、現在のネット採用のスタンダードといえます。
採用係長 & Jobギア採促
「採用係長」は中小企業に特化しており、最大6つの検索エンジンへの一括連携が可能です。
「Jobギア採促」は求人広告の老舗アイデムが運営しており、無料の「クイックプラン」でも10件まで掲載可能です。どちらも長年の求人ノウハウが凝縮された管理画面になっており、初めての方でも迷わずに原稿を作成できるサポート体制が整っています。
モッピージョブクラウド
株式会社セレスが運営する、特に若年層やアルバイト採用に強いサービスです。無料プランでも最大500件という非常に多くの求人を掲載できるのが特徴です。
デザインはテンプレートをカスタマイズする形式で、知識がなくてもスマホ最適化されたページが出来上がります。大量募集や多店舗展開をしている企業にとって、コストを抑えつつ運用できる強力な味方となります。
サービス名 | 基本料金 | 求人掲載数(無料枠) | 特徴 |
Airワーク | 0円 | 無制限 | Indeed連携に強い |
engage | 0円 | 無制限 | デザインが豊富 |
採用係長 | 0円〜 | 最大3件 | 中小企業向けサポート |
Jobギア採促 | 0円〜 | 最大10件 | アイデムのノウハウ活用 |
モッピージョブ | 0円〜 | 最大500件 | 若年層採用に強い |
応募が集まる採用サイトを作る3つのポイント
ただページを作っただけでは、なかなか応募には繋がりません。求職者が「ここで働きたい」と思う情報を、整理して伝える必要があります。
ポイントは、具体的であることと、検索されやすい言葉を使うことです。また、厚生労働省が定める「職業安定法」に基づき、正しい労働条件の明示を遵守することも、企業の信頼性を高める上で非常に重要です。
職種名と仕事内容を具体化する
求職者が検索するキーワードを意識しましょう。単に「営業」とするのではなく、「既存顧客メインのルート営業」のように具体的に書くことで、ミスマッチを防げます。
また、仕事内容は一日の流れをイメージできるように記述します。数字(「1日○件訪問」など)を入れることで、情報の解像度が上がり、働くイメージが湧きやすくなります。
給与と福利厚生を明確に記載する
求職者が最も重視するのは待遇面です。「月給25万円〜35万円」のように幅がある場合は、どんな条件で上限になるのかの目安も添えると親切です。
また、交通費の支給有無や社会保険の完備など、基本的な情報は漏れなく記載しましょう。求人票には、厚生労働省の指針に基づく労働条件の明示が義務付けられています。
職場環境を写真で伝える
文字だけでは伝わらない雰囲気は、写真でカバーします。実際に働いている社員の笑顔や、オフィスの清潔感、休憩スペースの様子などは安心感を与えます。
高価なカメラである必要はありません。スマホで撮影した自然な風景が、逆にリアリティを生んで求職者の心に響くことも多いです。
応募が集まる求人原稿のポイントは次の5つです
職種名を具体化する
仕事内容に数字を入れる
給与を明確にする
検索キーワードを意識する
職場環境を写真で可視化する
無料ツールのメリットと有料枠の使い分け
無料サービスは非常に便利ですが、すべての課題を解決できるわけではありません。多くのサービスには「無料枠」と「有料枠(広告枠)」があります。
急ぎで人を採用したい場合や、競合が多い人気職種の場合は、無料掲載だけでは埋もれてしまうことがあります。それぞれの特徴を理解し、状況に合わせて賢く使い分けることが、賢い採用マーケティングの第一歩です。
無料枠の限界を知っておく
無料掲載の多くは、新着順で表示されたり、AIが関連性が高いと判断した時に表示されたりします。
そのため、時間が経つにつれて表示順位が下がり、閲覧数が落ちていく傾向があります。月間応募数やPV数を安定させたい場合は、無料枠だけでなく、有料の運用型広告(クリック課金など)を検討する必要があります。
有料枠(広告)で効果を最大化する
Airワークやengageで作成したページは、そのままIndeed等の有料枠に掲載可能です。
有料枠のメリットは、優先的に上位表示されるため、閲覧数が無料枠の数倍〜数十倍になることもある点です。「2週間以内に1名採用したい」といった期限がある場合は、少額からでも広告費を投入するのが現実的です。
運用しながらデータを改善する
無料ツールの強みは、いつでも内容を書き換えられることです。
「クリックはされているけど応募が来ない」場合は仕事内容を見直す、「そもそも見られていない」場合は職種名を変えるといったPDCAを回しましょう。自社のHPであれば、修正に外注費がかからないため、何度でもテストを繰り返すことができます。
自社に最適なサービスを選ぶチェックリスト
どのサービスを使えばいいか迷ったら、以下のチェックリストを活用してください。自社のターゲット層や、管理にかけられる工数によって正解は異なります。
まずは1つ作成してみて、使い勝手を試してみるのが一番の近道です。多くの企業では、Indeedとの親和性が高い「Airワーク」か、多機能な「engage」のどちらかを軸に検討を始めています。
採用したいターゲットで選ぶ
アルバイト採用が中心なら求人サイト連携が強いツール、正社員採用なら会社紹介ページをリッチに作れるツールが向いています。
また、地方での採用なら、その地域で強い求人媒体(タウンワークやアイデムなど)と連携しているツールを選ぶと、より地域密着型の集客が期待できます。
管理のしやすさで選ぶ
複数の拠点で募集を出す場合は、一括管理ができる機能が重要です。
また、応募通知がメールやLINEで届くか、面接日程の調整機能があるかなど、現場の担当者が使いこなせるかを確認しましょう。多機能すぎて使いこなせないよりも、シンプルで毎日チェックしやすいものを選ぶのが継続のコツです。
外部連携の広さを確認する
自社で作ったページが、どこの検索エンジンに出るのかを確認しましょう。
Indeedは必須として、他にも求人ボックス、スタンバイ、Googleしごと検索など、網羅性が高いほどチャンスは広がります。各ツールの公式サイトには必ず「連携先」が明記されていますので、事前にチェックしておきましょう。
<採用サイト作成チェックリスト>
□ 労働条件(給与・時間・休日)は明記されているか
□ 仕事内容は具体的にイメージできるか
□ スマホで見やすいレイアウトになっているか
□ 応募ボタンが分かりやすい位置にあるか
□ 社内の雰囲気がわかる写真が含まれているか
よくある質問
Q. 本当にずっと無料で使えるのですか?
A. はい、多くのサービスで基本機能は永年無料で利用可能です。求人掲載や応募管理といった主要機能に料金はかかりません。ただし、表示を増やしたい場合の広告枠や、より高度な分析機能、スカウト機能などはオプションとして有料設定されているケースが一般的です。
Q. パソコンの知識がなくても作れますか?
A. まったく問題ありません。専用の管理画面にログインし、メールを書くような感覚でテキストを入力し、写真をアップロードするだけで自動的にデザインが整います。HTMLなどのコードを書く必要はないため、スマホ操作ができれば十分に作成可能です。
Q. 複数のサービスを併用してもいいですか?
A. 併用自体は可能ですが、管理の手間が増える点に注意が必要です。例えばA社とB社で同時に募集を出し、片方で採用が決まった際にもう一方を消し忘れると、求職者に迷惑をかけることになります。まずは1つのツールを使いこなし、慣れてきたら広げていくのがおすすめです。
Q. 作成したページを自社の公式HPに載せられますか?
A. 可能です。作成した採用ページのURLを、自社サイトの「採用情報」ボタンなどにリンクとして貼り付けるだけで完了です。これにより、自社サイトの一部として機能させつつ、面倒な更新作業は無料ツール側で簡単に行えるようになります。
まとめ
無料で採用ホームページを作成できるサービスは、今や採用活動の必須ツールといえます。専門知識がなくても、Indeedなどの検索エンジンと連携した強力な自社メディアを0円で持てるのは、中小企業にとって大きなチャンスです。
ただし、以下の点には留意が必要です。
ツールはあくまで箱に過ぎません。その中に、求職者が知りたい「真実の情報」をいかに詰め込めるかが勝負です。まずはAirワークやengageなど、自社に合いそうなサービスを1つ選んで、求人票を1件作成することから始めてみましょう。
自社に最適なツール選びや、応募が集まる原稿の書き方でお困りの際は、当社までお気軽にご相談ください。現状の採用課題を整理し、伴走支援いたします。
【注釈・参考】
厚生労働省:令和6年4月から労働条件明示のルールが改正されます
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32105.html
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