企業の成長を左右する中途採用。その成否は「どの転職サイトを選ぶか」にかかっています。しかし、「エン転職、doda、マイナビ転職…結局どれがいいの?」と悩む採用担当者様は少なくありません。
2025年の採用市場の動向を正しく理解し、最適な一手 を打つことがこれまで以上に重要です。
本記事では、1,000社以上の採用を支援してきた監修者の知見に基づき、2025年8月現在の最新情報で主要転職サイトを徹底比較。各社の料金体系から特徴、評判、そして採用成功に導くための選び方まで、この記事一本で全てがわかります。
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そもそも転職サイトとは?採用担当者が知るべき基本
転職サイトとは、企業が求人情報を掲載し、転職希望者がそれを閲覧・応募するWebプラットフォームです。不特定多数の求職者に広くアプローチできるため、母集団形成(応募者を集めること)に非常に優れています。
採用手法を検討する上で、「転職エージェント」との違いを理解しておくことが重要です。
比較項目 | 転職サイト | 転職エージェント |
主な役割 | 求人広告の掲載、応募者管理 | 人材の紹介、選考の仲介 |
リーチ | 広範囲(潜在層にも届く) | 限定的(登録者のみ) |
採用コスト | 運用型(クリック課金など)が主流 | 成功報酬型(理論年収の30-35%) |
採用工数 | かかる(原稿作成、選考など) | 少ない(紹介を待つ形) |
得意なこと | 母集団形成、企業ブランディング | 特定スキルを持つ人材の紹介 |
【このセクションのまとめ】
転職サイトは広く応募者を集めるのに適しており、エージェントは特定のスキルを持つ人材を探すのに向いています。目的に応じた使い分けが成功の鍵です。
転職サイト比較【2025年最新】料金・特徴まとめ
ここからは、現在の採用市場を牽引する主要サイトを比較します。特に2025年4月以降、リクナビNEXTの仕様が大きく変更になった点は必ず押さえておきましょう。
【一覧比較表】主要転職サイト5社の特徴・料金・得意領域まとめ
サイト名 | 会員数 | 得意な年齢層 | 得意な職種 | 料金体系 | 特徴 |
エン転職 | 1,100万人超 [1] | 若手 (~35歳) | 営業・販売 | 掲載課金 | 8年連続 顧客満足度No.1 [2]。正直な情報と口コミでミスマッチを防止。 |
doda | 834万人超 [3] | 若手~中堅 | IT/エンジニア | 掲載課金 | 求人広告とスカウト、イベントを組み合わせたハイブリッド型。 |
マイナビ転職 | 約888万人 [4] | 第二新卒・若手 | 未経験歓迎 | 掲載課金 | 圧倒的な掲載案件数と全国規模のサポート体制が強み。 |
リクナビNEXT | ─ | 全年代 | 全職種 | クリック課金 | Indeed PLUS経由のみ。複数サイトへ自動配信される運用型モデルへ移行。 |
Green | 約100万人 | 20代後半~30代 | IT/Web系 | 成功報酬 | IT/Web業界特化。カジュアルな面談からの応募喚起に強い。 |
【このセクションのまとめ】
各サイトは得意な年齢層や料金体系が異なり、特にリクナビNEXTはクリック課金型の運用モデルに完全移行した点が大きな変更点です。
【総合型】大手転職サイト4社の詳細解説
幅広い業種・職種に対応できる総合型サイトから見ていきましょう。
エン転職の特徴・料金・評判
エン転職は「入社後活躍」をコンセプトに掲げ、求職者への正直かつ詳細な情報提供を徹底。その姿勢が若手層から高く評価されており、ポジティブな評判が多く見られます。料金は掲載期間と原稿内容に応じた掲載課金型が基本です。
特徴:
プロによる取材記事と正直なクチコミ: 第三者の視点で企業の魅力を深掘りし、入社後のミスマッチを大幅に抑制できます。
若手会員の多さ: 会員の約7割が35歳以下で、ポテンシャルを秘めた若手人材の採用に最適です。
関連サービス:
同社が運営する無料の採用支援ツール「engage (エンゲージ)」との連携も可能です。
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dodaの特徴・料金・評判
dodaは、求人広告、スカウト、イベントを組み合わせた「ハイブリッド型」が魅力です。特にITエンジニアや営業職など専門人材の採用に強く、即戦力を求める企業からの評判が高いサイトです。料金プランは掲載内容やスカウト通数に応じて柔軟に設計できます。
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マイナビ転職の特徴・料金・評判
「マイナビ」ブランドの圧倒的な知名度で、初めて転職する若手層からミドル層まで幅広く登録しています。全国規模の手厚いサポート体制にも定評があります。料金は原稿サイズに応じた掲載課金型で、豊富なオプションも用意されています。
関連記事:採用活動の成功には、候補者とのスムーズな連携が不可欠です。具体的なメールの書き方は「面接日程メールの送り方|返信率を高めるコツ」で詳しく解説しています。
リクナビNEXT(Indeed PLUS)の特徴・料金・仕組み
【重要】2025年4月以降、リクナビNEXTの単独掲載プランは終了しました。 現在は、リクルート社の求人配信プラットフォーム「Indeed PLUS」を通じて、複数サイトに配信されるモデルです。
仕組み:
Indeed PLUSに求人情報を登録すると、AIが自動で最適化し、Indeed、リクナビNEXT、タウンワークなどに求人が配信されます。
料金は、求人がクリックされるごとに費用が発生する「クリック課金型」です。
特徴:
一度の出稿で、複数の大手サイト利用者にまとめてアプローチできます。
「リクナビNEXTだけに掲載する」という指定はできません。
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【このセクションのまとめ】
総合型サイトはそれぞれ得意な層が異なります。特にリクナビNEXTはIndeed PLUS経由のクリック課金型に移行したため、運用方法の違いを正確に理解する必要があります。
まとめ|自社の採用課題に最適な転職サイトを選び、成功へ導こう
2025年現在の転職サイト選びでは、各社の特徴を理解することに加え、リクナビNEXTの「Indeed PLUS」への統合という大きな変化を踏まえることが不可欠です。
ミスマッチ防止と若手採用なら、8年連続満足度No.1のエン転職。
IT人材や即戦力採用なら、ハイブリッド戦略が有効なdoda。
幅広い層へのリーチと手厚いサポートを求めるならマイナビ転職。
複数媒体への自動配信で効率化を図るならIndeed PLUS(リクナビNEXT含む)。
重要なのは、「自社の採用ターゲットは誰か?」を明確にし、そのターゲットに最も響く媒体と手法を選択することです。
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脚注
[1] エン・ジャパン株式会社 公式サイト「エン転職」会員数データ(2025年8月時点)
[2] 2025年 オリコン顧客満足度®調査「転職サイト」
[3] パーソルキャリア株式会社 doda公式サイト 会員数データ(2025年8月時点)
[4] 株式会社マイナビ 公式サイト マイナビ転職 会員数データ(2025年8月時点)