「Indeedに求人を掲載したはずなのに、検索しても出てこない」「昨日まで表示されていた求人が、突然非表示になった」――そんな経験はありませんか。
Indeedでは、掲載ポリシーに違反した求人やアカウントに対して、事前通知なしでBAN(掲載停止)が行われるケースがあります。しかも、その理由が明確に説明されないことも少なくありません。
本記事では、Indeedの運営方針・掲載ポリシーを踏まえながら、なぜ求人が掲載されないのか、実際にBANされた具体事例、そして掲載停止を回避しながらIndeedを継続活用するためのポイントを、実務視点でわかりやすく解説します。
Indeedとは
Indeedは世界で一番のシェアを持っている求人検索エンジンです。例えば、YahooやGoogle等の求人版とイメージしていただければと思います。
タウンワークやマイナビなどの求人メディアから求人を吸い上げてくる事をはじめ、自社採用HP(連携ATS)の求人情報などからも引っ張ってくる求人プラットフォームです。
月2億人以上のユニークユーザーが訪問しており、求人を探す手段や採用集客等の代表格とされています。
Indeedに求人を投稿したはずなのにBAN(掲載停止)されているかも
Indeedは、シェアはもちろん、無料で求人を掲載できるのも魅力の一つです。手軽に始められるので、人材が必要になった際、取り急ぎIndeedで求人を作成し、掲載される方も多いのではないでしょうか?
そんな中、起きているのが「せっかく投稿した求人原稿がアップされていない」又は、「掲載停止されてしまっている」という事象です。今回は、なぜそのような事象が起きてしまっているのか解説します。
なぜIndeed上でBAN(掲載停止)されてしまうのか
求人メディアに掲載したことのある方は分かるかもしれませんが、どの求人メディアでも掲載におけるルールがあり、規定を設けることにより違法求人等が世に出ないようにブロックしています。
そういった求人が掲載されることにより、サイトの品質が落ち、正しい求人と求職者をマッチさせるというメディア本来の意義も保つことが難しくなります。
Indeedも同様に掲載における規定があり、順守しないと掲載が停止されてしまいます。Indeedにおいては他求人メディアと異なり、求職者寄りのサイト構成・サイトポリシーとなっており、正しく理解し掲載しないとBAN(掲載停止)されてしまうことが多々あります。
Indeedのサイトポリシー(運営方針)について
Indeedは創業より、「We help people get jobs(人々の仕事探しのお手伝いをする)」というミッションを掲げ、JOB seeker firstという「求職者を第一に考える」サービスを提供できるよう運営しており、それに合わせた掲載規定やサイトポリシーの見直しが定期的に入っています。
公式サイトでは以下のように記載しており、ミッションに沿わない求人広告はBAN(掲載停止)、最悪の場合、二度と掲載できない状態となってしまいます。
【Indeed掲載基準】
掲載できるのは求人情報のみ
情報は正確かつ詳細に記載しなければならない
投稿できるのは正当な権限を有する当事者のみ
採用企業からの直接求人が優先される
求職の過程で手数料を課してはならない
職種名および仕事内容の説明を適切に記述しなければならない
求人投稿に不快感を与えるコンテンツを含めてはならない
Indeed の検索結果を操作してはならない
Indeed では差別行為が固く禁止されている
注記: Indeed は、理由の如何または有無を問わず、求人を拒否または削除する権利、または採用企業アカウントを無効にする権利を有します。求人または企業の削除について、Indeed よりすべての理由を説明することはいたしかねます。 Indeed は、Indeed またはユーザーの利益に関わると判断した場合、あらゆる無料掲載求人または有料掲載求人を削除する権利を有します。
BANされている要因で特にあげられるのが上記で太字にした箇所ではないでしょうか? また注記の箇所をご覧いただきたいのですが、知らないうちに掲載を停止されている事も多々発生しています。
Indeedで闇バイトが掲載されて以降、より厳格に
ミッションに沿った運営方針はもちろんありますが、2023年3月に「Indeed」や「engage」、「ジモティー」などに闇バイトが掲載されてしまった事件以降、原稿審査や企業審査が厳格になり、掲載できるようになるまでより時間を有するようになりました。
審査に落ちてしまった企業も理由は説明されないため、規定を深く理解しておくことがIndeed掲載において重要になります。
Indeedに掲載されない原因が分からずお困りの方は、お気軽にご相談ください。
何がダメだったのか。実際にBANされた事例
とはいえ、なにをしたらBAN(掲載停止)されてしまうのかわかりにくいかと思いますので事例を踏まえてお伝えしていきたいと思います。
掲載できない職種
掲載できない求人情報の規定として以下が公式サイトに記載されています。
【掲載できない求人情報】
法律に抵触する、または求職者に犯罪をそそのかすもの
他人の権利を侵害する内容を含んだもの
その他、当社が不適切と判断したもの
上記を踏まえ、掲載できない求人が以下の通りです。
上記に関しては知っている方も多いのではないでしょうか? 気を付けなくてはいけない求人がリモートワーク(在宅勤務)の求人です。ポリシーでも記載されているのですが、リモートワーク(在宅勤務)は犯罪リスクが高く、記載の仕方によっては掲載停止されてしまう可能性があります。リモートワークの求人広告をアップされる際は下記に気を付けて作成してください。
【リモートワーク(在宅勤務)で非表示にされる理由】
職種名に、職種名以外の文言が含まれる求人
詐欺またはリスクの高い行為 (転売・ネットオークション・オンラインショップ管理など)
承認されていないビジネスモデル (マルチ商法企業、ねずみ講など)
全般的に質の低い求人
人種差別
昨今、海外の方の採用も活発になってきておりますが、表記の仕方によっては掲載停止されてしまう可能性があります。
採用要件として「日本国籍の方のみ」など国籍を問う求人広告は例外なく、掲載停止されてしまいますが、海外の方を積極的に採用される際も注意が必要です。
例えば「中国籍の方優遇、歓迎」なども国籍を問いている求人と捉えられる可能性がありますので、業務遂行上、必要なスキルのみ問うようにしましょう(例えば、日常英会話のできる方優遇など)。
紹介会社・派遣会社の場合
紹介会社・派遣会社での掲載で気を付けなければいけないのが下記の二点です。
まず掲載先社名に関して、紹介・派遣先企業名で掲載してはいけない点です。
Indeedは採用企業の代理で採用活動を行う第三者は、採用企業との関係が求職者に誤って伝わることがないように、自らの身元を明確にする必要と定義しております。掲載される際は、勤務地など派遣・紹介先と記載し、明確にわかるようにしておくことが重要です。
また、派遣や紹介で最も多いのが類似求人です。
仕事内容、給与など勤務条件は同じだが、勤務地だけ違うような掲載が他メディアでは散見されますが、Indeedにおいて同じ掲載の仕方をすると同一求人又は類似求人と判断されBAN(掲載停止)されてしまいます。実際にある案件を正しく、詳細に記載することが重要となります。
キーワードスタッフィング(キーワードの羅列)
Indeedはエリア×キーワードで求人を探すサイト構成になっています。ありがちなのが、原稿内にフリーワード検索に引っ掛かるように「#大型ドライバー #けん引ドライバー #玉掛け #ダンプドライバー」などキーワードを羅列するケースです。
Indeedポリシーでもあるように、検索を操作するような求人は、ポリシー違反と判断され掲載を停止されてしまいます。キーワードの羅列ではなく、文章にして記載するようにしましょう。
例/
同じ求人広告の再掲載(上げなおし)・修正の頻度
一度Indeedで検索をかけていただきたいのですが、検索後、掲載日別でソートすることができます。
「24時間以内、3日以内、7日以内、14日以内」と4種の検索分類が分かれているのですが、どの分類にも表示されるように頻繁に広告をアップするケースがあります。
そういった手法はIndeed上、NGとされており(検索を操作している行為とみなされる)掲載停止の対象となってしまいます。修正も同様です。
実際に100店舗ほど展開されている飲食店様の運用であった事例ですが、月1で全店舗の原稿を修正・再アップをかけており、結果、大半の店舗の掲載が停止されてしまい、一部の店舗しか掲載されていないというケースがありました。検索を操作するような再掲載・修正はやめましょう。
Indeedの規定に合っていない原稿
Indeedの掲載基準では「求人を最適な形で求職者に提供する」と記載しております。これがどういうことかというと、掲載基準を守り、求人情報以外は載せてはいけないという事を話しています。
なので、職種名等に必要以上の情報やクリックを誘引するような(クリックベイト)文言を記載してしまうと、Indeed上では質の悪い求人広告と判断されてしまいます。求職者が一目で仕事内容がわかるように原稿を設計することが大切です。
自社求人がBANされている可能性がある場合は、原稿・運用状況の確認からご相談いただけます。
どうしたらIndeedで掲載され続けるのか
前談でお話しした通りIndeedは JOB seeker first「求職者を第一に考える」 を基に運営しています。その思想を理解した上で求人票を作成することが重要で、求職者目線に立った原告が求められています。
なぜBANされる求人が多発するのか
それは、Indeed側と掲載側の目的の相違によって生じています。
掲載側においてIndeedの利用は、いち早く欠員や増員を満たすことが目的となっており、一方Indeed側においては、あくまで求職者のためのサイトであり、求職者がベストな仕事を見つけられるスペースを提供しているにすぎないのです。
応募効果・採用効果を求めた掲載はIndeedでは適正対象にせざる負えないというのが現状です。
今までの求人メディアとの違い
従来の求人メディアは、掲載側からお金をもらっているのである程度は掲載側の意図も汲んでおり、検索操作においても目をつぶっていた部分もあるかと思います。
Indeedにおいては、上記で記載した通り、求職者ファーストであり、それを理解した上で付き合う必要があります。
Indeed運用に不安がある方は、掲載停止を防ぐ運用方法について一度ご相談ください。
Indeed掲載ポリシーをすべて把握するのは大変…。
Indeedを利用していくのであれば、ポリシーや規定は公式サイトには記載されているので定期的に確認しに行く必要があり、また早いスパンで更新されるので、アップデートする工数が発生します。
また、ポリシーも各項目で別れており、かつ、膨大な量なため、すべて把握するには時間がかかります。
BAN(掲載停止)されず上手にIndeedを活用するには
ポリシーや規定を把握するといっても膨大な量、かつ更新されたとしてもIndeedからお知らせが入るわけでもなく自身での情報収集が必要になります。
費用が発生してしまいますが、Indeed代理店に運用をお任せするのが効果等を鑑みても賢いかもしれません。自身で運用しており、うまく活用できていない方は代理店の活用も検討してみてください。